2026.02.06
Category - 設計業務


階段や吹抜けには腰の高さで手摺を作ります。
一般的には壁と同じ様に大工さんが腰壁を造ってクロス貼りで仕上げる事が多いと思います。
ただ、それだとどうしても重たい手摺になり、面白味もありません。
腰壁手摺の代わりに、木やアイアンで格子手摺にすると雰囲気は一変します。軽さとデザインとしての存在感が出ます。
写真は吹抜けに取付けたアイアンの手摺です。手摺の前に扉を付けて空間を分けた、おもしろいスタイルです。
手摺をデザインして造るには一般の壁手摺よりも当然、コストはかかります。ここぞと言う場所に必要な長さだけでも拘りの手摺を造ってみてはどうでしょうか。
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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2026.01.29
Category - 設計業務

本物の素材、木、石、タイル。
建築には様々な材料があります。
しかし、今はそれに変わる本物を模した素材が多く存在しています。
プリント合板、樹脂タイル、柄物のクロス。
その違いは何なのでしょうか?
人は本物に何を感じるのでしょう。。。
私は本物の素材には、厚みを感じます。ぱっと見は表面しか見えていなくても厚みを感じるのです。見えない奥行き感に、重厚感や安心感を感じます。だから長く付き合える。
人間と同じですね・・・表面だけで無く中身、その奥深さが大切。
本物の素材を使えば予算はかかります。全て本物とはいかないかも知れませんが、大切な場所には本物の素材を使いたいものです。
写真は30~50ミリの厚さの石を張った玄関。落ち着いた雰囲気で毎日、家族を見送り迎え入れてくれます。
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株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2025.11.19
Category - ガーデン, 設計業務
岐阜県郡上市和良町で採取される「和良石」


和なイメージがありますが、使い方、積み方によっては優しい色なので洋風にもなります。
事務所の駐車場に三段ほど積んであります。新築当時、造園屋さんから「郡上にこんな石がありますよ」と教えてもらい、地元の材料という事もあり使う事にしました。年月も経ち汚れもいい味になって来ました。
地産地消の良い点
・気候、風土に適している
・コストが抑えられる
・地域経済に貢献できる
・環境負荷が少ない
・地元文化を活かし、愛着のある家となる
建築でも地元の材料を使う事は大切な事だと思います。その地域の風土から生まれる材料は、その環境に建つ建物にしっかりと馴染み、良い影響を与えます。結果、住みやすい家になり地域と環境を守る事と思います。
設計の段階で地元で手に入る材料や製品を探してみるのも有意義で楽しいと思います。
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業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2025.10.22
Category - 設計業務
家造りで皆さんからの要望で一番多いのは、「収納を多くして下さい」と言う要望です。
収納には
ウォークインクローゼット
扉タイプのクローゼット
パントリー
など、色々なタイプの収納があります。
その中で私が一番気を使うのは、使う場所、個々にある「小さな収納」です。
写真の事例は床の段差を使った引出し収納。座布団やブランケットなどを収納します。


ダイニングのベンチを収納にしたり

洗面室に家族人数分の引出収納を造作したり
その他にも、
壁に付ける小さな調味料入れ。
TV廻りの収納。
本や書類を入れる吊り戸棚。
CDなどを収納するラック収納。
色々な収納があると思います。
大きなスペースの収納はしまい込んだら出さない事が多く、整理下手になりがちです。
新築の場合は、どこに何を置くのか?想定するのは難しいですが、出来る限り想像を膨らませて、収納箇所をレイアウト、デザインして行くと良いでしょう。
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業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2025.10.14
Category - 設計業務
「キッチンカウンター」
キッチンカウンターでよく使われる素材は。。。
1.ステンレス
2.人工大理石
3.セラミック
4.クォーツストーン
5.天然石
などがあります。

ステンレス

セラミック

人工大理石
ステンレス
メリット:衛生的、耐熱性が高い、金属的なモダンな見た目
デメリット:傷が目立ちやすい、打痕・凹みの可能性、指紋や水跡が目立つ
人工大理石
メリット:色柄のバリエーションが豊富、継ぎ目を目立たせにくい、加工性が高い
デメリット:耐熱性・硬度では天然石より劣る、キズ・変色の可能性、定期的なメンテナンス(研磨・補修)が必要な場合あり
セラミック/磁器質タイル(大判スラブ)
メリット:耐熱性・耐変色性・衛生性が高い、素材自体の特性強
デメリット:製造コスト・加工難度が高め、端部の割れやすさ、施工継ぎ目の目地汚れ
クォーツストーン(人造石)
メリット:非多孔性でシミに強い、メンテナンス性が高い、色・柄の自由度
デメリット:高温物(鍋など)直接置くと変色・損傷の可能性、コスト高め
天然石(花崗岩/大理石など)
メリット:高級感、耐熱性・硬度が比較的高い(石種による)
デメリット:吸水性・シミ・汚れの対策で定期メンテナンスが必要、欠けやヒビのリスク
それぞれにメリット、デメリットがあります。ローコストでよく使われるよは、ステンレスや人工大理石ですが、予算があれば、セラミックやクォーツストーンも耐久性に優れていてデザイン性も良く使ってみたい素材です。
キッチンの使い方。何を優先するのか?
選定する基準を決めて、後は予算とのバランス。
毎日向き合い、付き合いの長くなるキッチン。しっかりと吟味して選んでみて下さい。
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業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2025.09.17
Category - 出来事, 設計業務
立山黒部の旅(その2)
日本最古の山小屋 立山室堂を見て来ました。
現在残っている日本最古の山小屋で、立山における信仰や民俗の様子を伝える貴重な建造物です。「室」とは宿泊所という意味があり、「堂」とは御堂などといわれるように宗教施設を示すもので、室堂は、その両方の役割を合わせ持ったものでした。文献には、現在の建物は1726年(享保11年)に再建されたと伝えられており、それ以前にも建物があったことが確認されています。平成7年には国の重要文化財に指定されました。


シンプルな切妻屋根の建物が2棟、連なって建っています。
実に美しい。。。

9寸角(約27cm角)の柱が、1間間隔(@1820㎜)に立てられています。

太い柱が真ん中で継がれていました。
標高2450mの森林限界を超えた高木の育たない場所です。麓から材木を運ぶのは大変な作業、部材を小さくして運んだのでしょうか。



解体修理前に使われていた材木も置かれていました。

立山、富士山、白山は日本の三霊山です。
山岳信仰の貴重な資料も展示されていました。
日本でも屈指の豪雪地帯としても知られる立山一帯は、冬の積雪が数メートルから数十メートル以上になることもあります。その過酷な自然に耐えうる非常に堅牢な造り、シンプルな形状、見ていて非常に美しかったです。これからも何十年、何百年とこの地に存在し続けて欲しいと思います。
おまけ情報:
現在、外壁の塗装はオスモの外壁用クリアーが使われているそうです。
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2025.08.19
Category - 設計業務

「半戸外空間」
☆
半戸外空間とは、屋内の様な屋外の様な?中と外をつなぐ空間。
デッキスペースだったり土間だったり。使い方によって中にも外にもなる空間です。
写真は内側がアルミサッシでデッキスペースの外側は木製建具(網戸あり)を入れています。どちらも片引きでフルオープンとなります。この家では別に小さな出入口を作り、ネコちゃんの居場所にもなっています。
・風を感じながら庭を眺める。
・日向ぼっこをする。
・DIYを楽しむ。
・濡れた物や洗濯物を干す。
特に梅雨時期は、洗濯物干しのスペースとして活躍するのではないでしょうか。
その場所を使う利便性はもちろんですが、半戸外空間がある事で中と外を緩やかにつなぎ、屋外が近く感じられ、室内も広く感じる事ができます。
ちょと贅沢な空間ですが、取り入れれば必ず満足度の高い場所になることでしょう。
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2025.07.28
Category - 設計業務

「琉球畳」
☆
建築コストも上がり、住宅をコンパクトに考えるここ最近の住宅事情・・・ご要望で和室をつくるお施主様は、少なくなって来ているのが現状です。
・来客を泊めたりする事がない。
・お仏壇がない。
・法事などもない。
理由は想像できると思います。
ただ畳の良さは皆さんまだ感じられている方は多いと思います。
・ちょと横になりたい。
・洗濯物をたたむ。
・小さなお子様のお昼寝や遊びの場。

部屋としなくても畳スペースをつくっておくととても使い勝手の良い場所となります。小上がりとして下部を引出収納にするのも良いでしょう。
小さな畳スペースには「琉球畳」縁なしの畳がお勧めです。スッキリとし、和室感も抑えられるので洋の空間のそばにあっても馴染みが良いです。畳の素材はイグサですが、今は和紙や樹脂でできた物もあります。子供が小さいうちは樹脂で、将来イグサ畳に取り替える・・・そんな選択もありではないでしょうか。
使い方によって畳の種類も検討してみて下さい。
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2025.06.11
Category - 設計業務

住宅設計を行う上で私が大切にしている一つに「通風」があります。
必ず各部屋に2つ以上の窓を付け通風を確保します。出来れば南北に。。。
日本の気候は温帯から亜熱帯へと変わって来ています。文明が発達して、その暑さをエアコンで処理するようになってしまっていますが、本当にそれで良いのでしょうか?
プランニングをちゃんとしないで、つまり、昔ふうに通風がちゃんと取れるプランニングをしないで、出来なかった部分を機械でカバーしてしまう様な最近の風潮に疑問を感じます。又、断熱性能を良くする手段としてやコストダウンをする為に最近の家は窓の少ない(小さい)家がほとんどの様に見受けられます。
開口部の計画をしっかりとすれば、夏の恒常風を取り込んで夏でも風がよく通る家をつくる事は可能です。風さえ通れば、高温多湿の多湿の部分はかなりカバー出来るかと思います。
自然の力を取り入れる前に安易に機械に頼るのは間違っていると思います。
プラン上、通風の取りにくい部分は確かにあります。そんな場合にも断面的に風の通り道を考えたり、ドア上に欄間窓を付けたり、ガラリを付けたり、工夫次第で通風を確保する事も出来ます。
山登りでも風速が1m上がると体感温度が1℃下がると言われています。まずは機械に頼らないパッシブな設計を大切にしたいと思います。
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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2025.05.28
Category - 設計業務


吹抜け空間をつくると開放的で明るい空間をつくる事が出来ます。私は吹抜け空間をあえて提案する事は少ないのですが、提案をさせてもらうのはどんな時か?
すぐ南に建物が建っていて、光が高い位置からしか取り入れる事が出来ない場合です。高い位置の吹抜けに大きめの窓を取れば奥まで光が届き明るい室内を手に入れる事ができます。
魅力的な吹抜けですが、メリットもあればデメリットもあります。
デメリットは、
・空調効率が悪く冬場に寒い。
・掃除や電球交換などのメンテナンスがしにくい。
吹抜けの明るい開放感!には満足です。ではデメリットにはどう対応するのか。
冬場の足元の寒さを緩和するには床暖房を採用も検討します。またメンテナンスの為に、写真の様に化粧梁を連続して入れておくのも良いでしょう。梁に板を渡せば、簡単に足場となります。
場合によっては、将来的に床を張って部屋にする事も出来ます。
メリット、デメリット、両面をしっかりと考えプランニングして行きます。
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