SIN DESIGN ROOM
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収納家具


☆収納家具
収納家具は、いつも設計段階から検討し造り付けで製作しています。

大工さんに壁面に箱を造作してもらい、建具屋さんで扉を作ってもらいます。
家具屋さんに収納家具を一式作ってもらうよりも、分業する事でコストを抑えることが出来ます。
分業でコストが抑えれる珍しい例かも知れません。。。

収納する物やテレビの大きさとのバランスも考え、エアコンがある場合は、目隠しの為にルーバーも組み入れてデザインすると良いでしょう。

大きな納戸やパントリーも必要ですが、この様な使う場所での細かな収納がないと結局、片付かない家になってしまいます。
それぞれの場所での最適な収納をしっかりと考えて行きましょう。

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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン




8月のことですが、山県市の釜ヶ谷山に登るため出発点となる伊自良湖に行きました。昔一度、訪れたことがあったのですが素晴らしく綺麗になっていました。


カフェ・管理棟

湖は冬場、ワカサギ釣りのスポットですが、
桂由美さんが理事を務めるNPO地域活性化支援センターの「恋人の聖地プロジェクト」で平成28年に伊自良湖は「恋人の聖地」に認定されたそうです。


湖の畔にあるベンチ

撮影スポットとして、こんなベンチがありました!
座面が壊れて折れているのではなく、わざと折り曲げているデザイン。
恋人同士が座った時に、肩が触れ合うように考えられているのでしょう。

住宅設計においても、少し角度を変える、高さを変える等、少しの変化でお互いの感じ方をコントロールする事がありますが、このベンチの様に行為を誘発する様なデザインを上手く取り入れることが出来たら、とても面白い家になると思います。

意味を持つデザイン。
考えて行きたいと思います。。。

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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
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明るさの感じ方


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住宅設計において、リビング、ダイニング等、滞在時間の長くなる部屋は極力、明るくしたいと思うのが普通です。
この「明るさ」をどの様に考えるのか。

南面に大きな窓を取り、直射日光を室内へ導けば単純に明るい訳ですが、それは明るくても心地良い明るさではないと思います。
光が直接部屋に入らず庭に落ちていてる場合、その明るい庭を見ていれば十分に室内は明るく感じられます。
この方がむしろ夏場などは快適な明るさだと思います。

この事は北面でも言えることで、北の敷地や隣地に建物ない場合、この外部が明るければ、北面に窓を取ることにより室内はとても明るく感じられます。

光を室内へどう取り入れるか。。。
窓の大きさ、位置、向き。
軒や庇、ブラインド、光の調節には色々な方法があります。
それぞれの部屋、廊下やホール、場所と場面を考えながらじっくりと検討して決定して行きます。

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金勝アルプスへ


久しぶりの山ネタです!
この夏は初の小屋泊で北アルプスの立山へ行く事を楽しみにしていたのですが、天候不良の為、三度も中止・・・今年の北アルプス遠征は断念する事になりました。
中止となった日に、「曇りでも良いからどこか行きたいね!」と山仲間から話しがあり、滋賀県の金勝(こんぜ)アルプスへ行って来ました!

久しぶりの遠出!緑のトンネルを歩き始めるだけでワクワクします。

しばらく登ると、競走馬の栗東トレーニングセンターが見えて来ました。かなり大きな施設、馬が走っているのも見えました。

花崗岩の山なので砂地が多いです。こんなザレ場が続きます。
滑りやすくて登りにくい。。。

こんな岩場もたくさん。変化のある楽しい山でした!
写真の私、こんな大股はダメですね・・・登山は小股が基本。

標高が上がると曇り空ですが、琵琶湖も見えて来ました!

山頂付近には、奇岩がポコポコ!

浸食で現れた岩なのですが、本当に不思議です。
何故、こんな大きな岩が、こんな形で・・・自然の力は計り知れませんね。

この日の山頂付近は風もあり涼しく感じれました、久しぶりに気持ちの良い山歩きでした。

下山した麓で水遊びをしている人たちがたくさんいました。
この堰堤は「オランダ堰堤」
明治時代に造られた、積えん堤で我が国で最古のものだそうです。

帰るときにパンフレットが置いてあるのに気付きました(涙)
自然や史跡、魅力いっぱいの金勝アルプス。登山者に人気がある事に納得しました。パンフレットを見るとコースもたくさんあるので、またいつか訪れたいと思います。

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天井高さ


「天井高さ」
一般的に、現在の建築業界で居室の天井高は2400㎜が標準かと思います。
材料をロスなく使う事、壁掛けエアコンの設置スペースや天井裏のスペースを考えて導き出された標準寸法なのでしょう。。。

ただ、標準だから・・・作りやすいから・・・と全てを標準寸法にするのは間違っていると思います。

私は比較的、低い天井が好きなのですが、それには色々な理由があります。
・低くすることによって奥行き感(広さ)を感じられる。
・低い部分があることにより高い天井が強調される。
・座っている時に落ち着く。
また、扉の高さを天井までのサイズとしてスッキリと見せたい時、扉のサイズが2400㎜だと反り等の不具合の心配が出て来ます。2100㎜であれば、そういった心配も軽減しますし、扉のコストも安価になります。

写真は、天井高が2100㎜の一段上がったソファーコーナーです。
ソファーで座る事の多いリビングであれば、2100㎜の天井高でも落ち着いた心地よい空間になります。

私は背が低いので、低い天井を心地よく感じますが、背の高いお施主様だと感じ方も違います。
実家の古い木造住宅で、いつも鴨居を頭をかがめてくぐっていた・・・なんて話を聞き、低い天井はNGとした事もあります。

天井高は、場所やそれぞれ個人の感じ方など、しっかりと検討して決定する必要があります。

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