2023.02.28
Category - 出来事, 設計業務
皆さん、大垣にピラミッドがあるのを知ってますか?
先日、石灰石の採掘場である、「金生山」へウォーキングへ行って来ました。
採掘場の山の横を車で通る事はありましたが、山に登り見下ろすのは初めてで、壮大な景色に驚きました!
日本の石灰石鉱床の多くは今から2~3億年前に赤道付近の海で出来た礁が大陸へ移動してきた物だそうで、その時間の長さにも驚かされます。
最近、山登りに出掛けると、伊吹山や藤原岳など、同じような掘削現場を目にしていました。自然が破壊されて嫌だな・・・と思っていました。
日本の石灰石は質が良く、日本国内でまかなえる数少ない鉱物資源との事です。
私は建築業界の人間ですから、石灰石と言えば、セメントやコンクリートの材料としか思いつかないのですが、その他にも、公害防止や環境浄化の為の中和剤としての役割や食品にも添加物として使用されているそうです。ニワトリや牛の飼料にも混ぜて使われるそうです。
私たちの生活に欠かせない石灰石・・・その内容を知れば、掘削現場の見方もこれから変わりそうです。あと数十年でこの山も無くなってしまうのでしょうが、また2~3億年経てばここに山が出来ているのかも知れませんね。。。
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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン
2023.02.14
Category - 現場報告
配筋検査を行いました。
配筋検査とは?
私たち設計士が何をチェックしているのか、今日は少し説明をしたいと思います。
まずは、かぶり厚さ。
立上り部分の鉄筋を見通して、傾きなどないか確認します。
かぶり厚さとは、コンクリートの表面から鉄筋の表面までの最短距離のことで、このかぶり厚さが不足した場合、基礎のひび割れが生じやすくなったり、鉄筋が錆びやすくなったりするため強度の低下につながります。
立上り(土に接する部分)のかぶり厚は40mm以上、底盤(土に接する部分)については60mm以上、必要としています。
底盤部分にはスペーサーブロックという、小さなブロックを置き、鉄筋が下がらない様に厚さを確保します。
続いて、鉄筋の太さとピッチ。
今回は13㎜の鉄筋で200㎜ピッチの設計。間違いが無いかを確認。
立上り部分についても同様に確認。
続いて、継ぎ手部分。
鉄筋の長さには限りがあるため、基礎の端から端まで施工できないことが多いです。複数の鉄筋をつなぎ合わせて施工していくことになります。一般的に木造の住宅では、鉄筋を一定の長さで重ね合わせて施工する(重ね継手)が用いられます。
重ね継手の長さは40dとします。dは鉄筋の直径で、今回使用されている鉄筋がD13、直径は約13mmなので、継手長さは「40×13=520mm」となります。これ以上の長さを重ねていればOKです。
コーナー部分も同様に長さを確認します。
基礎配筋はコンクリートを打ってしまうと隠れてしまう部分ですので、的確なタイミングでの検査が必要です。
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2023.02.06
Category - 現場報告
先日、名古屋市のT様邸の地鎮祭が行われました。
寒い日が続きますが、この日は快晴で穏やかな陽気。
絶好の地鎮祭日和でした。
リフォームの相談から始まって、最終的に建替え工事となった今回の計画。更地となった敷地を見ると心が引き締まります。
「建替えにして良かった」と、完成した時に喜んで頂けるように、現場もしっかりと見て行きたいと思います。
建前も今日と同じ様な、穏やかな日になります様に。。。
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