SIN DESIGN ROOM
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飾りブロック


私のウォーキングのコースに、使われていなさそうな古い倉庫が建っています。

コンクリート造で、かなり古く朽ちて来ています。
この建物の屋根のパラペット部分に使われている「飾りブロック」が気になっていました。
ズームして写真を撮ってみると、かなりレア物!

下の段の十字のデザインのブロックは、住宅のブロック塀の中にアクセントで入っているのを今でも見かけますが、上の段の6角形のデザインの飾りブロックは今まで見たことのないデザインでした。
強度を無視したデザインだからか?ほとんど形が崩れてしまっていました。
今では飾りブロックを造る業者さんが殆ど無くなり、飾りブロックも絶滅寸前ですが、こんな個性的なデザインのブロックがあったら絶対に使いたいと思うのは私だけでしょうか。。。

飾りブロックといえば、沖縄の「花ブロック」も素敵です。
以前採用を検討したのですが、やはり扱う業者さんが少なく輸送コストも高くなるので採用を断念しました。
もっと身近に、たくさんの種類の飾りブロックがあると、外構のデザインも楽しくなるのに・・・と思います。

古くても見直されるべき物、たくさんあると思います。

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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



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確認申請業務


私達、建築士が行う業務の中に確認申請業務があります。
お施主様に設計・監理契約の説明を行う時に確認申請業務がある事はお伝えしますが、詳しい仕事内容の説明まではできていません。
どの様な仕事なのか?・・・少しご説明したいと思います。

建物を建てるには、行政への届出が必要になります・・・それが確認申請です。
まずは市役所へ行き、敷地の条件を確認します。都市計画課、道路課、上下水道課などを廻ります。用途地域や道路の種別、上水・下水の埋設状況などなど・・・場所によっては都市景観の整備地区だったり、河川保全区域だったり、確認申請以外にも届出を出す必要がある場合もあります。
ですので、この役所廻りは実際は平面計画段階で行います。

提出する書類は
確認申請 正本、副本
建築工事届
建築計画概要書
場所によっては、浄化槽設置通知書、消防設備等の工事計画。

確認申請の綴りの中には申請書1~5面、委任状、建築士免許の写し、事務所登録の写し、設計監理契約の写し、公図、敷地求積図、面積表、配置図、平面図、立面図などの設計図面一式。

図面には法律が守られている事を確認できる様に色々な書き込みをします。

その他にも24時間換気設備の機器選定の計算表なども添付します。

これらの書類を検査機関へ提出して、法的に問題が無いかを確認してもらいます。提出した書類に、間違いや不備があると訂正や追加資料を提出したりします。これがなかなか・・訂正無しでは下りない物なのです。。。

建物が大きくなればなるほど、この確認申請業務は大変になる訳ですが、私は若い頃、何千㎡という大きな建物の設計に携わっていた頃がありました。
申請書類を準備するのに何週間も・・・申請を下ろすのに何ヶ月も・・・なんて事もありました。それに比べれば住宅の確認申請は早く下ろせる訳ですが、でもやっぱり地味で大変な作業です。

申請業務は大変ですが、その分、申請が下りた時の安堵感や工事着手に進める事への喜びは格別です。
建築士って、間取りやデザインを考える 「カッコいい人!」って思われがちですが、こんな仕事もしているのです。

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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
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住宅設計を行う上で私は内部と外部をつなぐ空間を大切に考えています。
必ずと言って良いほど提案させて頂くのはデッキ空間。内から外へのやわらかな動線を作ってくれます。
ウッドデッキを採用する事が多いですが、今日はタイルデッキを紹介します。

タイルデッキの良いところは何といってもメンテナンスが楽な事。
汚れても水をかけて気を遣わずに掃除ができます。鉢植えなど気軽に置けるのも良い点です。
いつもすっきりとしたイメージを保てます。

逆に気を付けたい点は、滑らない素材を選ぶ事。多少滑りやすい物であっても、小さめの石やタイルであれば目地が滑り止めの効果を持ちます。
それと水はねも多いと思いますので、建物際は軒があると良いでしょう。
木製デッキの様に室内の床と同じ高さで張ることは出来ませんが、極力段差は少なく70㎜程度にしています。
後、蓄熱をしやすいので、暑さ対策には、明るめの色を選ぶと良いかと思います。

ちょっと高級感のあるタイルデッキ・・・良いですよね。
季節の良い時期に、お茶を飲んだり、ハンモックに揺られて本を読んだり。
お勧めです。。。

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株式会社 シンデザインルーム 古川真治
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オーニング窓


私が好きなアルミサッシの形状に「オーニング窓」があります。
自宅や事務所に採用していますが、横すべり窓が連続していて、ひとつのハンドルで全ての窓が連動して開け閉めできます。

窓を開けた時の連続性・・・雰囲気が好きです。
開閉角度も0°~45°まで自由です。
開けている時に急に雨が降って来ても、中に降り込まないのも良い点です。

デザイン的にも機能的にも良いと思うオーニング窓ですが、あまり街で見かける事がありません・・・どうしてなのでしょうね?
単発では使いにくいと思いますが、FIX窓と組合せて出入りの無い廊下などに採用するのがお勧めです。
少し変わったデザインの窓があるのも楽しいと思います。

最後に一点、オーニング窓のデメリットですが、開閉ハンドルが一番下に付いているのですが、ロールスクリーンやブラインドを取り付けると下した時にハンドルにぶつかるのが難点です。

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設計の道具


設計の道具

・UCHIDAのブラシ
・溝付き定規
・三角スケール
・STAEDTLERのシャープペンと字消し版

パソコンで図面を描く時代に使用頻度は随分と減ってしましましたが、長く使っている物ばかりです。
古い物は、学生時代から使っている物もあります。
手描きやスケッチなどをする時、ふと手に取ると・・・何か気持ちが入れ替わるというか、初心に帰れるというか。。。
どの道具にも愛着があります。

溝付き定規には、メモリの裏にドラフティングテープが貼ってあります。
テープを貼る事により、定規を製図版から数ミリ浮かせて、ペンで線を引いた時にインクがにじまない様にする為です。
夜遅くまで学校で卒業制作の図面を描いていた時に先生に教えてもらった裏技。
30年経った今も、その時のテープが貼ったままです・・・。
見るたびに懐かしく思い出します。

今、図面を描くパソコンの買い替えを検討しているのですが、パソコンには何年使っても愛着は湧きません。
お店の方にも「パソコンは長くて5年が買い替え時期ですね!」と軽く言われてしまいます。
パソコンも設計に使う道具なのですが「新しい物が優れた物」という事で仕方ないのでしょうか。。。

愛着が湧くから長く使える・・・道具も家もそうあって欲しいと思います。
電気屋さんや車屋さんが家を売る時代ですが、家は買うものではなく建てるもの!お施主様が何十年後かに良い思い出として思い返せるような家造り、そして愛着の湧く家を建てて行きたいと思います。

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脱・平成間取り


読み始めた本。
「建築知識・ビルダーズ」小さな家の間取りと庭。

巻頭の編集長の言葉に、
脱・平成間取り。小さな家に未来をみる・・・とありました。

最近の物価の高騰、建築業界は日用品以上に高騰が続いています。
このままでは「注文住宅は富裕層だけのものになる」と。。。
ではどうするのか?
価格高騰の中でもコストを抑えて「良質な庶民の家」を建てる。
その為には、ひとまわり小さくつくる事も必要になってきます。

平成間取りとは、
「LDKが一体となった大きなワンルーム空間」
「吹抜け+大開口の開放的なリビング」
スマホやタブレットを頻繁に見る時代に、テレビの置場から考えるリビングはまさに平成間取り・・・では、これからの時代に合う間取りとは?
「物理的な広さ」よりも「暮らしの広がり」を感じられる家。
心地よい居場所や、その場に合った大きさの窓など、一つ一つが合理的で情緒的な空間。

10帖を8帖にする・・・小さくするとはそう言う事ではありません。
小さくつくる事は決して簡単ではなく、うまく設計できなければ、ただの狭い家になってしまいます。長い目でみた使い方を具体的に想定しながら設計する力が求められます。

設計の力で予算の厳しい現状を打破し、皆さんに「暮らしに広がりが生まれる」快適で居心地のよい家をお届け出来できる様に、設計に向き合って行きたいと思います。

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居心地のよさ


建築家・永田昌民氏の住宅建築を読み解く本。
「居心地のよさを追い求めて」:新建新聞社
を読んでいます。

共感できる部分がとても多く、設計への向き合い方を再確認させてもらえる内容でした。

この本の中で、建築家の堀部氏はこう語っています。
永田さんの建築は言葉で語る事も写真に表すことも難しい建築である。
その理由の一つは建築にポイントがないからだと思う。これ見よがしに見せ場や発明性のあるポイントのある建築は言葉にしたり写真にすることは難しくない。反対に永田さんのつくってきた建築はポイントではなく立体的にひろがってゆく「空気感」に主題があったのだと思う。

永田さん本人の言葉の中に、
僕の場合、こんな家をつくろうという具体的なイメージが計画のはじめからあるわけではなく、住い手の夢や要望、生活の具体性、敷地の条件等を手がかりに、どちらかといえば受け身の姿勢で計画をスタートさせる。充たすべき要素を思考錯誤しながら組み立てていったその結果が、ひとつの家族にとって居心地のよい住まいであることをいつも考えるようにしている。

これがまさに、心地よい「空気感」につながるのだと思います。
見せ場ではなく「何かいいよね。。。」と感じてもらえる空気感。
私も、そう感じてもらえる家をつくって行きたいと思います。

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内装材の選定


店舗のカーペットタイル、ビニル床タイル、ビニルクロス、内装仕上げ材の選定をしています。

住宅の設計では殆んど無垢材を使うので、内装材の選定はビニルクロスぐらいです。
しかも、色は決まって白。。。
それが店舗となると沢山の内装材を選ぶ事になります。これがまた大変です。
汚れが目立ちにくい物や飽きのこない物、考慮しながらお施主様のイメージにまとめて行きます。

サンプル帳の何百とある色柄を見ながら「これはどうでしょうか?」とお施主様に説明をしますが、簡単にイメージが伝わる物ではありません。

大判のサンプルを取り寄せてみました。
この段階でやっと私としてもイメージの再現に自信が持てて来ますが、お施主様はこの段階でも「想像できないな?」と言われる方が殆んどです。
最後は、「私を信じて下さい・・・」と言って、最終決定(笑)

白い紙に一本の線を引き始まった設計。
私はこの建物の中で、もう何年も過ごしています。
やっと空間に現実の色が付き、完成形が見えて来ました。
私の頭の中は今、更に先を行き、店舗に沢山のお客様が来て、賑やかに商談している場面を妄想しています(笑)

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完成予想パース


カーショップの内観パースが完成しました。

外注にてCGパースを作成してもらいました。
昔ながらの手描き、現在主流のCGパース。
手描きの柔らかさ、CGのリアルさ、どちらにもそれぞれの良さがありますが、
今回はリアルさ重視でCGで作成をしました。

全てをデーター化していますので、アングルの変更や色の調整などが簡単に出来ます。
でも簡単だからと言って何度も変更の依頼をしていると叱られます(笑)

大手メーカーの仕上材料であれば、品番を伝えればメーカーホームページから画像データーも入手できる物もある様です。
そこまですると、よりリアルな表現が出来ます。

リアルなパースはお施主様の安心に繋がるかと思います。
近い将来には、設計図を全て3Dデータ化してVRゴーグル付けて図面の中を歩く・・・何て事も?
ハウスメーカーは既にやってるのかも?

手描きのワクワクする柔らかな表現。
CGの現実的なリアルな表現。
どちらもお施主様に対して必要な表現だと思います。
完成予想パースはとても重要な存在です。。。

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T様邸の模型が完成しました。
街中に建つ住宅ですが、品良く、以前からそこに建っていた様な・・・
そんな建物にしたいと思っています。


顔となる東面


南隣地には建物が建っていますが
出来る限り2階に大きな窓を取り、1階に光を落とす工夫をしています。


北面

今回は建替え工事になります。
今までの使い勝手の悪い部分を改善できるように打合せを重ねて計画をまとめてきました。
これから実施設計に入ります。
自然素材の雰囲気や心地の良さと、使い勝手やメンテナンス。
バランスのとれた設計を心掛けて行きたいと思います。

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