SIN DESIGN ROOM
new

設計の道具


設計の道具

・UCHIDAのブラシ
・溝付き定規
・三角スケール
・STAEDTLERのシャープペンと字消し版

パソコンで図面を描く時代に使用頻度は随分と減ってしましましたが、長く使っている物ばかりです。
古い物は、学生時代から使っている物もあります。
手描きやスケッチなどをする時、ふと手に取ると・・・何か気持ちが入れ替わるというか、初心に帰れるというか。。。
どの道具にも愛着があります。

溝付き定規には、メモリの裏にドラフティングテープが貼ってあります。
テープを貼る事により、定規を製図版から数ミリ浮かせて、ペンで線を引いた時にインクがにじまない様にする為です。
夜遅くまで学校で卒業制作の図面を描いていた時に先生に教えてもらった裏技。
30年経った今も、その時のテープが貼ったままです・・・。
見るたびに懐かしく思い出します。

今、図面を描くパソコンの買い替えを検討しているのですが、パソコンには何年使っても愛着は湧きません。
お店の方にも「パソコンは長くて5年が買い替え時期ですね!」と軽く言われてしまいます。
パソコンも設計に使う道具なのですが「新しい物が優れた物」という事で仕方ないのでしょうか。。。

愛着が湧くから長く使える・・・道具も家もそうあって欲しいと思います。
電気屋さんや車屋さんが家を売る時代ですが、家は買うものではなく建てるもの!お施主様が何十年後かに良い思い出として思い返せるような家造り、そして愛着の湧く家を建てて行きたいと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



new

脱・平成間取り


読み始めた本。
「建築知識・ビルダーズ」小さな家の間取りと庭。

巻頭の編集長の言葉に、
脱・平成間取り。小さな家に未来をみる・・・とありました。

最近の物価の高騰、建築業界は日用品以上に高騰が続いています。
このままでは「注文住宅は富裕層だけのものになる」と。。。
ではどうするのか?
価格高騰の中でもコストを抑えて「良質な庶民の家」を建てる。
その為には、ひとまわり小さくつくる事も必要になってきます。

平成間取りとは、
「LDKが一体となった大きなワンルーム空間」
「吹抜け+大開口の開放的なリビング」
スマホやタブレットを頻繁に見る時代に、テレビの置場から考えるリビングはまさに平成間取り・・・では、これからの時代に合う間取りとは?
「物理的な広さ」よりも「暮らしの広がり」を感じられる家。
心地よい居場所や、その場に合った大きさの窓など、一つ一つが合理的で情緒的な空間。

10帖を8帖にする・・・小さくするとはそう言う事ではありません。
小さくつくる事は決して簡単ではなく、うまく設計できなければ、ただの狭い家になってしまいます。長い目でみた使い方を具体的に想定しながら設計する力が求められます。

設計の力で予算の厳しい現状を打破し、皆さんに「暮らしに広がりが生まれる」快適で居心地のよい家をお届け出来できる様に、設計に向き合って行きたいと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



new

居心地のよさ


建築家・永田昌民氏の住宅建築を読み解く本。
「居心地のよさを追い求めて」:新建新聞社
を読んでいます。

共感できる部分がとても多く、設計への向き合い方を再確認させてもらえる内容でした。

この本の中で、建築家の堀部氏はこう語っています。
永田さんの建築は言葉で語る事も写真に表すことも難しい建築である。
その理由の一つは建築にポイントがないからだと思う。これ見よがしに見せ場や発明性のあるポイントのある建築は言葉にしたり写真にすることは難しくない。反対に永田さんのつくってきた建築はポイントではなく立体的にひろがってゆく「空気感」に主題があったのだと思う。

永田さん本人の言葉の中に、
僕の場合、こんな家をつくろうという具体的なイメージが計画のはじめからあるわけではなく、住い手の夢や要望、生活の具体性、敷地の条件等を手がかりに、どちらかといえば受け身の姿勢で計画をスタートさせる。充たすべき要素を思考錯誤しながら組み立てていったその結果が、ひとつの家族にとって居心地のよい住まいであることをいつも考えるようにしている。

これがまさに、心地よい「空気感」につながるのだと思います。
見せ場ではなく「何かいいよね。。。」と感じてもらえる空気感。
私も、そう感じてもらえる家をつくって行きたいと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



new

内装材の選定


店舗のカーペットタイル、ビニル床タイル、ビニルクロス、内装仕上げ材の選定をしています。

住宅の設計では殆んど無垢材を使うので、内装材の選定はビニルクロスぐらいです。
しかも、色は決まって白。。。
それが店舗となると沢山の内装材を選ぶ事になります。これがまた大変です。
汚れが目立ちにくい物や飽きのこない物、考慮しながらお施主様のイメージにまとめて行きます。

サンプル帳の何百とある色柄を見ながら「これはどうでしょうか?」とお施主様に説明をしますが、簡単にイメージが伝わる物ではありません。

大判のサンプルを取り寄せてみました。
この段階でやっと私としてもイメージの再現に自信が持てて来ますが、お施主様はこの段階でも「想像できないな?」と言われる方が殆んどです。
最後は、「私を信じて下さい・・・」と言って、最終決定(笑)

白い紙に一本の線を引き始まった設計。
私はこの建物の中で、もう何年も過ごしています。
やっと空間に現実の色が付き、完成形が見えて来ました。
私の頭の中は今、更に先を行き、店舗に沢山のお客様が来て、賑やかに商談している場面を妄想しています(笑)

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



new

完成予想パース


カーショップの内観パースが完成しました。

外注にてCGパースを作成してもらいました。
昔ながらの手描き、現在主流のCGパース。
手描きの柔らかさ、CGのリアルさ、どちらにもそれぞれの良さがありますが、
今回はリアルさ重視でCGで作成をしました。

全てをデーター化していますので、アングルの変更や色の調整などが簡単に出来ます。
でも簡単だからと言って何度も変更の依頼をしていると叱られます(笑)

大手メーカーの仕上材料であれば、品番を伝えればメーカーホームページから画像データーも入手できる物もある様です。
そこまですると、よりリアルな表現が出来ます。

リアルなパースはお施主様の安心に繋がるかと思います。
近い将来には、設計図を全て3Dデータ化してVRゴーグル付けて図面の中を歩く・・・何て事も?
ハウスメーカーは既にやってるのかも?

手描きのワクワクする柔らかな表現。
CGの現実的なリアルな表現。
どちらもお施主様に対して必要な表現だと思います。
完成予想パースはとても重要な存在です。。。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン




T様邸の模型が完成しました。
街中に建つ住宅ですが、品良く、以前からそこに建っていた様な・・・
そんな建物にしたいと思っています。


顔となる東面


南隣地には建物が建っていますが
出来る限り2階に大きな窓を取り、1階に光を落とす工夫をしています。


北面

今回は建替え工事になります。
今までの使い勝手の悪い部分を改善できるように打合せを重ねて計画をまとめてきました。
これから実施設計に入ります。
自然素材の雰囲気や心地の良さと、使い勝手やメンテナンス。
バランスのとれた設計を心掛けて行きたいと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



new

鎖樋


以前、事務所の玄関先の鎖樋を取り替えました。

これまでホームセンターで買ってきた鎖(ただのスチールの鎖)をぶら下げていたのですが、少しの雨でも水滴がはねたりして、板張りの壁が濡れてしまっていました。
取り替えた鎖樋は、
タニタハウジングウエアのガルバリウム製の「ensui」

一つ一つが円錐の形をしていて、しっかりと水を下へ運んで行きます。
こんな事ならもっと早く取り替えておけば!
と思う程、水の流れがスムーズでした。。。

樋の下に水瓶が置いてありますが、
こちらは穴が開いていて、水は地面に浸透させています。
台風の時など風にあおられたりリスクはありますが、玄関先などのアクセントには良いかと思います。
これまでは和風な物しかなかった様に思いますが、
最近はステンレス製のデザインされた物も出て来ています。
しかし、これらは価格が高い・・・。

タニタハウジングウエアの「ensui」はデザイン、価格共にバランスの取れた商品だと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン




N様邸の模型が完成しました。
南間口の広い、ゆったりとした平屋建てです。


玄関廻り


東面


南面には深い軒


西面


中庭があり、各居室に光と風を届けます。


北面

図面もまとまって来ました。
あと一息で着工です。
現場での検討事項もたくさんあると思いますが、
久しぶりの平屋建て、楽しみです!
快適で素敵な家になる様に、引き続き頑張って行きたいと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン




毎年、時間が取れる時にはお邪魔しているヤマガタヤさんの新春講演会、
新建新聞社、三浦氏による住宅産業大予測2020。
に行ってきました。

業界向けのお話ですが
その年の住宅産業の動向やトレンド、
新しく出来る法律など、大まかな流れを聞くことが出来てとても勉強になります。

毎年、人口減少や収入減少による住宅業界の冷え込みの話になるのですが、
その中でいかに生き残っていくのか。
様々なアンケート、データも見せてもらえました。
一番印象的だったのが、
某大手ハウスメーカーさんで家を建てられた方の満足度調査。
色々な項目があったのですが、
思いのほか満足度が低い事に驚きました。。。

私の設計させて頂いたお施主様に同じ質問をしたら
どんな回答が返ってくるのだろう?
ちょっと心配にもなりましたが、
ハウスメーカーには出来なくて私に出来る事は何か?
拘りのある、しっかりとした建物を丁寧に造る事。
そこに尽きると思います。

設計事務所を利用してもらう最大の利点は、
計画段階から完成まで、全ての工程と内容を把握している
建築士がいる事だと思います。
そこにはお施主様との信頼関係がなくてはなりません。
設計の能力は勿論、普段の対応一つ一つが大切になって来ると思います。

お施主様との信頼関係は、建物に関係のない事柄でも
失われる事があるとの話もありました。
気が引き締まる思いです。。。

毎年この講演会で年々厳しくなって行く建築業界の話を聞くのですが
厳しいからこそ頑張る力も湧いてきます。
今年も「丁寧に、丁寧に」私なりに頑張って行きたいと思います。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン




以前、SNSで見かけた建築家・隈研吾さんの言葉。

素材だけの性能でいうと、コンクリートより木の方が優れている。
コンクリートは、弱ってきた時に目で見た目には分からない。
木は傷んだ時に、「あ、腐ってきたな」ということが分かる。
分かるという事が、実は耐久性だと思っている。
法隆寺が世界のどんな建築よりも長持ちしているのは、傷んでいる木を取り替えてきたから。
古くなった物を取り替える事は、人間社会においても健全だと思う。
コンクリートだと弱っているか分からなくて、突然壊れて、みんな怪我してしまう。
システムとして不完全だ。

納得のできる言葉です。。。
木は水に弱い、火に弱い・・・と言って、すぐに仕上材で覆ってしまいがちです。
木は隠すのではなく、もっと目でみて必要な時にメンテナンスをしっかりとし、
建物を大切にして長持ちさせる意識を常に持つ。
そんな使い方をして行きたいと思います。。。

*
*
*
*
*
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン