2022.06.03
Category - 設計業務
読み始めた本。
「建築知識・ビルダーズ」小さな家の間取りと庭。
巻頭の編集長の言葉に、
脱・平成間取り。小さな家に未来をみる・・・とありました。
最近の物価の高騰、建築業界は日用品以上に高騰が続いています。
このままでは「注文住宅は富裕層だけのものになる」と。。。
ではどうするのか?
価格高騰の中でもコストを抑えて「良質な庶民の家」を建てる。
その為には、ひとまわり小さくつくる事も必要になってきます。
平成間取りとは、
「LDKが一体となった大きなワンルーム空間」
「吹抜け+大開口の開放的なリビング」
スマホやタブレットを頻繁に見る時代に、テレビの置場から考えるリビングはまさに平成間取り・・・では、これからの時代に合う間取りとは?
「物理的な広さ」よりも「暮らしの広がり」を感じられる家。
心地よい居場所や、その場に合った大きさの窓など、一つ一つが合理的で情緒的な空間。
10帖を8帖にする・・・小さくするとはそう言う事ではありません。
小さくつくる事は決して簡単ではなく、うまく設計できなければ、ただの狭い家になってしまいます。長い目でみた使い方を具体的に想定しながら設計する力が求められます。
設計の力で予算の厳しい現状を打破し、皆さんに「暮らしに広がりが生まれる」快適で居心地のよい家をお届け出来できる様に、設計に向き合って行きたいと思います。
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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン