SIN DESIGN ROOM

昨日、揖斐川マラソンのフルマラソンに参加して来ました。


今回は登山家の栗城史多さんの追悼マラソン。
彼は2014年に揖斐川マラソンを走り30キロ地点でリタイヤ。
その後、必ずもう一度走りに来ると言っていました。
しかし彼はこの5月にエベレストで亡くなってしまいました。。。
そんな彼の見れなかった30キロ以降の景色を
みんなで見て走ろうと集まった「チーム栗城」総勢52名です。


快晴の中、緊張のスタート。


9月中頃に故障をした事もあって、いつ痛みがでるのか?
不安を抱えながらの前半、厳しい登り坂。
予定していた7分/㎞ペースでなんとか半分の21㎞を折り返す事が出来ました。


21㎞以降はいよいよ未知への挑戦!
フルマラソンには30㎞壁があると言われていて、
30㎞を超えると急に足が上がらなくなるとの事。
その30㎞の壁が私には早くも27㎞位でやって来ました・・・。

足も痛くなり始め、歩く時間も増え始めた頃。
同じメンバーの仲間と励まし合い。
何とか33㎞地点のチーム栗城の私設エイドまで辿り着こうと頑張りました。


エイドでは飲み物とシャインマスカットを頂き
気持ちをリセット。
ここから先は栗城さんの見れなかった景色。
気持ちだけで走るのみです。。。

残りの9㎞は本当に長く、辛かった。
でも足が止まる度にまた仲間やサポートランナーの方の声掛けをもらい、
ゆっくりでも歩かずに進もうと頑張る事ができました。


結果は5時間24分15秒(制限時間は5時間30分)での完走。

今回のフルマラソン挑戦で、たくさんの仲間と出会いました。
この完走は決して一人では実現できなかったと思います。
大会だけではなく練習も含めて、本当に仲間たちに感謝です。
ありがとう御座いました。

そして栗城さん。
今回の「未知への挑戦」へのきっかけをくれてありがとう。
皆の挑戦する姿、空から見てくれていましたね。
新しい事へ挑戦する心、いつまでも忘れません。。。

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岐阜 設計事務所
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業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン