2022.10.13
Category - 設計業務
今日はキッチンカウンターの素材についてお話します。
住宅のキッチンカウンターでよく使われる素材は
1、ステンレス
2、人工大理石
3、セラミック
4、クオーツストーン
5、天然石
などがあります。
それぞれのメリット、デメリットは
1、ステレス
メリット: 耐水性、耐久性、耐熱性に優れ、掃除がしやすい。
デメリット:細かい傷がつきやすいことですが、
傷が目立ちにくいバイブレーション仕上げを選ぶ事もでき、
小さな傷であれば研磨により目立たなくさせる事は可能です。
へこみについては補修できない場合がある。
2、人工大理石
メリット: デザイン性・インテリア性。
豊富なカラーとデザインの商品がある。
価格も比較的に安価です。
デメリット:色や柄によっては、熱やシミで変色してしまうこと。
年月とともに黄ばんでくることもあり、傷がつきやすい。
3、セラミック
メリット: 耐熱性に優れ、汚れや傷がつきにくい。
デメリット:価格が高いこと。
硬い素材のため食器をぶつけると割れる可能性が高いです。
4、クオーツストーン
メリット: 傷がつきにくく、汚れにくいこと。
デメリット:汚れをためこむとお手入れに工夫が必要になります。
キッチンの大きさや形状によってはつなぎ目が出てきたりします。
硬い素材のため食器をぶつけると割れる可能性が高いです。
5、天然石
メリット: 本物の質感と世界に一つだけの石材の模様を楽しめること。
人工の素材とは異なる高級感があります。
デメリット:天然素材のため色や柄が均一ではないので、
メージと異なる場合がある。
キッチンの天板の大きさに制限がでたり、
形状によってはつなぎ目が出たりすることがある。
価格が高いこと。
キッチンの使い方、何を優先するのか、選定する際の基準を決めて、後は予算とのバランスで選ぶ事になると思います。
毎日向き合い、付き合いの長くなるキッチン・・・しっかりと吟味して選んでみて下さい。
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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン