2022.06.24
Category - 設計業務
設計の道具
・UCHIDAのブラシ
・溝付き定規
・三角スケール
・STAEDTLERのシャープペンと字消し版
パソコンで図面を描く時代に使用頻度は随分と減ってしましましたが、長く使っている物ばかりです。
古い物は、学生時代から使っている物もあります。
手描きやスケッチなどをする時、ふと手に取ると・・・何か気持ちが入れ替わるというか、初心に帰れるというか。。。
どの道具にも愛着があります。
溝付き定規には、メモリの裏にドラフティングテープが貼ってあります。
テープを貼る事により、定規を製図版から数ミリ浮かせて、ペンで線を引いた時にインクがにじまない様にする為です。
夜遅くまで学校で卒業制作の図面を描いていた時に先生に教えてもらった裏技。
30年経った今も、その時のテープが貼ったままです・・・。
見るたびに懐かしく思い出します。
今、図面を描くパソコンの買い替えを検討しているのですが、パソコンには何年使っても愛着は湧きません。
お店の方にも「パソコンは長くて5年が買い替え時期ですね!」と軽く言われてしまいます。
パソコンも設計に使う道具なのですが「新しい物が優れた物」という事で仕方ないのでしょうか。。。
愛着が湧くから長く使える・・・道具も家もそうあって欲しいと思います。
電気屋さんや車屋さんが家を売る時代ですが、家は買うものではなく建てるもの!お施主様が何十年後かに良い思い出として思い返せるような家造り、そして愛着の湧く家を建てて行きたいと思います。
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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン