SIN DESIGN ROOM

T様邸 建前



先日、T様邸の建前が行われました。
予定していた当日は雨、一日順延の建前となりました。
前日の雨が残るのではないかと心配しましたが、何とか曇り空。
朝8時に作業スタートです!

材料も次々に運ばれて来ます。

お昼頃には青空になり、作業には暑いぐらいに・・・。

午後3時の休憩中、中をのぞきました。
木のよい香りがします。

夕方、雲行があやしくなって来ましたが、順調に作業が進んで屋根のルーフィングまで無事に完了。
これで安心です。

これから、思い描いていた物が形になって行きます。
日々の変化がとても楽しみです。
現場の皆さん、引き続きよろしくお願い致します!

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◆岐阜の注文住宅は株式会社シンデザインルームへお任せください◆
岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン



土間空間



「土間空間」
土間にはどんな効果があるのでしょうか。

一般的には玄関を兼ねて広い土間スペースをとります。そうする事によって、家の第一印象となる玄関で、ゆとりと遊び心を感じる事が出来ます。
土間スペースの使い方は様々で、通路としたり、作業をしたり、自転車を置いたり、花や小物をディスプレイしたり。住む人それぞれ個性を出して楽しめる空間になります。

その使い方に合ったデザインで家の顔となる様、仕上げて行きたいですね。。。

この土間の事例は、和のイメージ。
奥行き感を強調する為、天井には連続する化粧梁と裸電球。床は珪藻土配合のたたき風の仕上げ。
「二瀬窯業(株):たたきくん」

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暮らしを楽しむ(春)



少しづつ、暖かくなって来ましたね。
今年も事務所に植えてある、夏みかんを収穫しました。

少し間引きしたのですが、今年は30個程、実が育ちました。
予想以上にたくさんの実がなって驚いています。

水みずしく、とても美味しかったです!

我が家の春の楽しみと言えば、近所のハウスで買う1パック100円のイチゴだったのですが。そのイチゴハウス、取り壊されて分譲地になってしまいました(涙)
たくさんの実を付ける様になった「夏みかん」
これからは、夏みかんの収穫が、我が家に春を感じさせ、楽しませてくれる事になりそうです。

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石灰石って何?



皆さん、大垣にピラミッドがあるのを知ってますか?

先日、石灰石の採掘場である、「金生山」へウォーキングへ行って来ました。
採掘場の山の横を車で通る事はありましたが、山に登り見下ろすのは初めてで、壮大な景色に驚きました!
日本の石灰石鉱床の多くは今から2~3億年前に赤道付近の海で出来た礁が大陸へ移動してきた物だそうで、その時間の長さにも驚かされます。

最近、山登りに出掛けると、伊吹山や藤原岳など、同じような掘削現場を目にしていました。自然が破壊されて嫌だな・・・と思っていました。

日本の石灰石は質が良く、日本国内でまかなえる数少ない鉱物資源との事です。
私は建築業界の人間ですから、石灰石と言えば、セメントやコンクリートの材料としか思いつかないのですが、その他にも、公害防止や環境浄化の為の中和剤としての役割や食品にも添加物として使用されているそうです。ニワトリや牛の飼料にも混ぜて使われるそうです。

私たちの生活に欠かせない石灰石・・・その内容を知れば、掘削現場の見方もこれから変わりそうです。あと数十年でこの山も無くなってしまうのでしょうが、また2~3億年経てばここに山が出来ているのかも知れませんね。。。

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住宅基礎 配筋チェック



配筋検査を行いました。
配筋検査とは?
私たち設計士が何をチェックしているのか、今日は少し説明をしたいと思います。

まずは、かぶり厚さ。
立上り部分の鉄筋を見通して、傾きなどないか確認します。
かぶり厚さとは、コンクリートの表面から鉄筋の表面までの最短距離のことで、このかぶり厚さが不足した場合、基礎のひび割れが生じやすくなったり、鉄筋が錆びやすくなったりするため強度の低下につながります。
立上り(土に接する部分)のかぶり厚は40mm以上、底盤(土に接する部分)については60mm以上、必要としています。

底盤部分にはスペーサーブロックという、小さなブロックを置き、鉄筋が下がらない様に厚さを確保します。

続いて、鉄筋の太さとピッチ。
今回は13㎜の鉄筋で200㎜ピッチの設計。間違いが無いかを確認。

立上り部分についても同様に確認。

続いて、継ぎ手部分。
鉄筋の長さには限りがあるため、基礎の端から端まで施工できないことが多いです。複数の鉄筋をつなぎ合わせて施工していくことになります。一般的に木造の住宅では、鉄筋を一定の長さで重ね合わせて施工する(重ね継手)が用いられます。
重ね継手の長さは40dとします。dは鉄筋の直径で、今回使用されている鉄筋がD13、直径は約13mmなので、継手長さは「40×13=520mm」となります。これ以上の長さを重ねていればOKです。

コーナー部分も同様に長さを確認します。

基礎配筋はコンクリートを打ってしまうと隠れてしまう部分ですので、的確なタイミングでの検査が必要です。

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T様邸 地鎮祭



先日、名古屋市のT様邸の地鎮祭が行われました。
寒い日が続きますが、この日は快晴で穏やかな陽気。
絶好の地鎮祭日和でした。

リフォームの相談から始まって、最終的に建替え工事となった今回の計画。更地となった敷地を見ると心が引き締まります。
「建替えにして良かった」と、完成した時に喜んで頂けるように、現場もしっかりと見て行きたいと思います。

建前も今日と同じ様な、穏やかな日になります様に。。。

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ウッドデッキのメンテナンス



自邸の外部ウッドデッキのメンテナンスを行いました。
(大工さんへ依頼)

軒が短く、雨のかかる部分のデッキ材が朽ちていました。
デッキ材をめくると、土台まで傷んでいます。
かなり大掛かりな補修作業・・・。

でも17年も経っているので、時間を考えれば長持ちした方ですね。

我が家のデッキ材は杉です。
同じ材料で合わせようと材料を製材してもらい、塗料もいつも塗っている、キシラデコールの「ピニー」を用意。
でも、新品と既存は違い過ぎました。。。

ゼブラ模様になってしまいました(笑)
全面を張替えて綺麗に出来れば良かったのですが、金額的にも厳しいですし、軒下のデッキ材はまだまだしっかりしています。全面の張替えは又、何十年後かにしようと思います。

経年変化の深い色合いは出せないですよね。このままでも3年ぐらい経つとある程度、馴染んで来るとは思いますが、暗い色の塗料を塗り重ねて、既存部分ともう少し色を馴染ませてみようと思います。
余計に変な色にならないと良いのですが。。。

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ボーダータイル



キッチン廻りには耐水性と耐熱性のある素材を使う必要があります。

汚れを拭き取りやすくしたいと、キッチンパネルを貼ることもありますが、やはりタイルを貼って雰囲気を良くしたいものです。

タイルであっても釉薬のかかった物であれば、拭き取りは可能です。ただ目地に関しては汚れやすいのは事実です。対策としては汚れても目立たない濃い色の目地材を使う事。抗菌タイプの目地材もあります。掃除のしやすさを考えるのであれば、少し大きめのタイルを選ぶのも良いと思います。

写真は、紺色のボーダータイルを縦にグレーの目地材を使って貼った事例です。
キッチンやカウンターの色と共に落ち着いた色合いでまとめています。
リビングからキッチンが見えるレイアウトも多いと思います。キッチン廻りのタイル貼りも見せ場の一つです・・・慎重に楽しんで選びましょう。。。

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無垢フローリングについて



床材選びはその家の印象を左右します。
どの様な材種を選ぶのか?悩む方も多いと思います。

フローリングに使用する無垢材は硬さによってメリット、デメリットがあります。硬いほうが良いのか?柔らかい方が良いのか? 一概にどちらが良いとは言えません。

日本で一般的に用いられているブリネル硬さは、木材に鋼の球を押しつけることによって生じるへこみに対する抵抗力の大きさを示す値。7段階であらわされ、数字が大きいほど硬さレベルが高いということを示します。

針葉樹であるスギは1、ヒノキやシルバーパインは2。広葉樹のブラックチェリー、ウオールナットは3、イエローバーチやカバサクラは4、ナラやホワイトオークは4となっています。最近、ウッドデッキ材としてよく私が採用しているセラガンバツーはレベル6、とても硬いことが解ります。

この数値でも分かるように、針葉樹は柔らかく広葉樹は硬いといえます。

無垢のフローリング材にも針葉樹と広葉樹、2種類があります。
針葉樹といえばヒノキやスギ、パインが有名で、細胞の密度が低いことから軽く柔らかい肌触りが特徴的です。広葉樹のナラやウォールナットなどは密度が高くどっしりとしていることから、肌触りもやや硬め。強度が高く傷つきにくいのが特徴です。

針葉樹の無垢材は広葉樹に比べるとやや傷がつきやすいデメリットがありますが、柔らかく温かみのある肌触りに定評があり、柔軟性があり加工しやすいため、床材だけではなく、さまざまな場所に使用されます。
硬い広葉樹は針葉樹の床材に比べると踏み心地は硬くなります。また「肌触りも良くないのでは…」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。無垢材には調湿作用があり、梅雨時にも湿気をほどよく吸収してくれるため、べたつきを感じません。硬い無垢材でも、まったく調湿してくれない合板フローリングに比べれば、足触りは格段によく一年を通じて快適に過ごせます。

材種によって色や木目も様々です。
硬さの違いによるメリットデメリット、木の持つ色や雰囲気、フローリングを選ぶ参考にして頂ければと思います。。。

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新年、あけましておめでとうございます。



清々しく晴れ渡った空の様に・・・
新しい年が、皆様にとって素敵な一年となります様に。

今は決して明るい時代とは言えません、でもそんな時代だからこそ、皆様の暮らしやお仕事の「やすらぎ」や「愉しみ」の場となる、そんな建物(空間)を造る事が私の使命だと思っております。
少しでも皆様のお力になれるよう、今年も一年、歩んで行きたいと思います。本年もよろしくお願い致します。

一級建築士事務所
株式会社シンデザインルーム 古川真治



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