2024.06.13
Category - アウトドア, ガーデン

趣味の山歩きで私が好きな物は「ふわふわ浮かぶような新緑の葉」
この浮遊感を出すのが、細い幹と枝。樹齢何百年という巨木の迫力も素晴らしいですが、この繊細さがたまらなく好きです。


出来れば、家の庭にもこの山の中で見るような繊細なモミジの木が欲しい所ですが・・・どうして山の中にはこの様な細い幹や枝の木が多く存在するのでしょうか?
私が思うところ、山の中もモミジは周囲の背の高い、杉や桧の常緑樹に強風や雪などから守られているからだと思います。風圧や重力がかからなければ細い枝のままで成長できます。
我が家のモミジも立派(幹が太い)に成長しましたが、単独で立っているので強い西風が吹くと、いつも耐えている感じです。倒れないように幹が太くなって行くのも当たり前ですよね。。。
綺麗に紅葉する条件も同じで、周囲の高木があることで直射日光から葉が守られたり、湿度を保つ能力もある訳です。高木、低木、倒木、落ち葉、自然界には不要な物は何もなく、全てが必要でバランスを保って素晴らしい景観を維持している訳です。
敷地が限られた家の庭で、山にある様な繊細なモミジを再現するのは難しいことだと思います。でもその限られた場でも役割を考えて高木、低木、地被類と、樹種の選定をする事が大切なのだと思います。
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