SIN DESIGN ROOM

関刃物ミュージアムに行って来ました!

息子のこの夏の自由研究は元素。
鉄の素材を知るという事で、5寸釘からペーパーナイフを造る体験をして来ました。


元は、普通の5寸釘


炭の火で熱して行きます。
800℃程で、釘が真っ赤になるそうです。


赤くなった釘を、金槌で叩く!
ひたすら叩く!


刀匠26代藤原兼房さんからの直々の指導
流石に腕が太い。パワーが違いますね!


叩く角度を変えながら調整していき、刃の部分と持ち手部分を造ります。
これで形は出来上がりです。


続いて、磨きの作業。
鉄のヤスリで、こちらもひたすら磨きます。


刃の部分が綺麗な銀色になるまで磨きます。


最後に油と炭で焼きを入れ、錆止めをして完成です。
持ち手部分に紐を巻きました。

小さなペーパーナイフ造りですが、基本は刀造りと同じだそうです。
本当に、根気のいる作業です。
でも叩いた分だけ、磨いた分だけ、良い仕上がりになり、愛着も湧きます。
物造りの良さが感じられるとても良い体験が出来ました。

こつこつと作業をするのは得意な息子。
将来、関の刃物職人なんて、どうだろう。。。

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岐阜 設計事務所
株式会社 シンデザインルーム 古川真治
業務内容
住宅設計 店舗設計 リフォーム インテリア ガーデン